紙芝居サポーター募集

スクール紙芝居レッスンワンの目的
(1)商業施設のイベントなどに、紙芝居屋さんが出演できるように働きかけます。
(2)紙芝居を、子どもたちの「生きる力」と「ビジネススキル」を育てる教材にします。

第一幕 紙芝居屋さんは、どんなところで紙芝居をしているの?
多いのは、学童保育や子ども食堂などの子育て支援施設。
駄菓子を売ったりすることはできないので、ほぼボランティアです。

第二幕 紙芝居屋さんは、どんな応援を希望しているの?
紙芝居屋さんは、商業施設のイベントに呼ばれるような場合には、出演料がいただけます。でも、学童や子ども食堂に呼ばれた時には、ボランティアでもいいかなと考えがちです。ひとつには、子育て支援施設は、ほとんどが非営利事業なので、潤沢な資金があるわけではないからです。もうひとつの理由は、日本では社会貢献活動は無償のボランティアであるべきという社会通念があるからです。

かつての街頭紙芝居屋は「飴売り行商人」で、紙芝居は飴を買ってくれた子どもたちにおまけとして演じられていました。子どもたちは飴や駄菓子を食べながら、紙芝居を楽しんでいたのです。昭和の街頭紙芝居屋をノスタルジックなものとして再現しようと、自転車の荷台に舞台を積んで、駄菓子販売という昔ながらのスタイルで演じている令和の紙芝居屋さんもいます。

お菓子のおまけは、戦前からあった「グリコのおもちゃ」、最近では「ビックリマンチョコのシール」などが知られています。
1952年(昭和27年)に登場したのが、カバヤ食品の「カバヤ児童文庫」です。キャラメルの箱に入ったカードの点数を集めて送ると「物語の本」がもらえました。当時は、戦争で図書館が焼けたりして、子どもたちは活字と娯楽に飢えていたので、みんな夢中になってカードを集めていて、学級文庫にした話も伝わっています。3年で131冊が発行された「カバヤ児童文庫」は、神奈川近代文学館に収蔵されています。


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