2024-11

伝統芸能と紙芝居

(4)紙芝居のルーツは絵解き

紙芝居の誕生の歴史は、次のように語られています。 19世紀の初め、「立ち絵(たちえ)」は、紙に描いた人形を動かして「歌舞伎まがい」の芝居を演じたことから、やがて「立ち絵紙芝居」と呼ばれるようになったのです。 竹串に15センチほどの切り絵を貼...
伝統芸能と紙芝居

(3)大道芸と紙芝居の共通点

室町時代から江戸時代にかけて、公家や武士の社会では、能、茶道、華道などが成熟していきましたが、民間でも雑役や遊芸をなりわいとしていた人たちの中から、能楽や歌舞伎、浄瑠璃といった芸能に優れた人々が生まれたのです。 「大道芸」は路上や街頭で芸を...
伝統芸能と紙芝居

(2)文楽と紙芝居の共通点

室町時代から大阪の西宮神社の近くに住んでいたとされる人形遣い(くぐつ師)たちは、諸国を巡って、えびす様のご神徳を広める「えびすかき」と呼ばれる人形あやつりを演じて、人々を楽しませていました。 この人形あやつりが、人形浄瑠璃のルーツで、日本舞...
伝統芸能と紙芝居

(1)狂言と紙芝居の共通点

日本の古典芸能は、現在も能、狂言、文楽、歌舞伎として、受け継がれています。 能と狂言は合わせて「能楽」と総称されていますが、それは明治以降のことで、江戸時代まで「猿楽」(さるがく)と呼ばれていました。 猿楽は「あごがはずれんばかりに笑ってし...
プレゼンテーション

(6)子どもが作り、演じる紙芝居

プレゼンテーションでは、写真よりもシンプルな絵を使った方がわかりやすく、印象に残り、何よりも楽しい雰囲気になるとされています。 プレゼンの理想的な姿は、話し手と聞き手との間に「一体感」が生まれることです。そのために有効なのが「絵」であり「ユ...
プレゼンテーション

(5)プレゼンテーションと絵日記

「伝わる方法」は、聞き手をひきつける話し方や話の展開の組み立て方、見せる資料の作り方と言ったプレゼンのテクニックです。 伝わる方法は、言葉だけに限りません。絵を描くことが好きなら、「絵」という表現方法を使っても良いのです。 コミュニケーショ...
プレゼンテーション

(4)子どもが学ぶプレゼンテーション

プレゼンのスキルを磨くことは、新学習指導要領で示されている「生きる力」を育てることにも役立ちます。 新しい時代を生きる子どもに、社会に出てからも学校で学んだことを生かせるよう、三つの力をバランスよく育むことが目的とされています。 ① 学んだ...
プレゼンテーション

(3)プレゼンの心構え

自分の思いを外に向けて表現することで「可視化」します。発想を「見える化」することは「作品を制作する」ということです。 オリジナリティがあるテーマをと考えて、無の状態から全く新たなものを生み出そうとする必要はありません。既にあるものを違った視...
プレゼンテーション

(2)プレゼンが上手な人って?

プレゼンがうまい人は、普段から「流ちょうな話し方ができる」人で、「おしゃべり好きな」人だと思っているかもしれません。しかし、スラスラと話せたり、おしゃべりが得意な人がプレゼン上手とは限らないのです。 日本人は、スピーチやプレゼンといった自己...
プレゼンテーション

(1)プレゼンテーションって何?

「プレゼンテーション」の語源は、人に何かを贈るという「プレゼント」です。聞いている人に、自分の持っている情報をあげることが、プレゼンテーションなのです。日本語では、略して「プレゼン」とも言います。 プレゼンのタイトルはいちばん言いたいこと=...