1964年(昭和39年)に「幼稚園教育要領」で、絵本や紙芝居、スライド、テレビ放送などの視聴覚教材を使って「楽しんで見たり聞いたりしながら、幼児が想像力を豊かにする、豊かな情操を養うようにする」と示されました。
子どもたちの感動や感情の表現を養うための教材として「紙芝居」の活用にもふれられています。
しかし、実際には言語の教材として位置づけられていると感じられていて、現場では、紙芝居は時間つなぎや子どもの注意を保育士に向けさせる材料としての位置づけになってしまったのです。
そのため、あまり内容を吟味することなく、紙芝居を使ってしまう傾向になっているとの指摘もされています。
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