伝統芸能と紙芝居 (4)紙芝居のルーツは絵解き 紙芝居の誕生の歴史は、次のように語られています。 19世紀の初め、「立ち絵(たちえ)」は、紙に描いた人形を動かして「歌舞伎まがい」の芝居を演じたことから、やがて「立ち絵紙芝居」と呼ばれるようになったのです。 竹串に15センチほどの切り絵を貼... 2024.11.26 伝統芸能と紙芝居
伝統芸能と紙芝居 (3)大道芸と紙芝居の共通点 室町時代から江戸時代にかけて、公家や武士の社会では、能、茶道、華道などが成熟していきましたが、民間でも雑役や遊芸をなりわいとしていた人たちの中から、能楽や歌舞伎、浄瑠璃といった芸能に優れた人々が生まれたのです。 「大道芸」は路上や街頭で芸を... 2024.11.26 伝統芸能と紙芝居
伝統芸能と紙芝居 (2)文楽と紙芝居の共通点 室町時代から大阪の西宮神社の近くに住んでいたとされる人形遣い(くぐつ師)たちは、諸国を巡って、えびす様のご神徳を広める「えびすかき」と呼ばれる人形あやつりを演じて、人々を楽しませていました。 この人形あやつりが、人形浄瑠璃のルーツで、日本舞... 2024.11.26 伝統芸能と紙芝居
伝統芸能と紙芝居 (1)狂言と紙芝居の共通点 日本の古典芸能は、現在も能、狂言、文楽、歌舞伎として、受け継がれています。 能と狂言は合わせて「能楽」と総称されていますが、それは明治以降のことで、江戸時代まで「猿楽」(さるがく)と呼ばれていました。 猿楽は「あごがはずれんばかりに笑ってし... 2024.11.26 伝統芸能と紙芝居